正確に見積もるため!結婚式の見積もりの相場と確認すべき12項目
これから結婚式を考えている新郎新婦のみなさん、結婚式の見積もりが安いからといって安易に式場を選ぶのには注意が必要なんです。初回で出された結婚式の見積もりよりも実際は高くなってしまったと答えるカップルが多数!
結婚式の見積もりはきちんと項目を確認しないでトラブルになってしまったという例も。この記事では結婚式の見積もりで確認すべき項目と注意点をご紹介します。これを読めば、初回の見積もりとギャップが少ない結婚式が開催できますよ!
Contents
結婚式の自己負担額=結婚式の見積もりーゲストのご祝儀
結婚式の見積もりを提示されたとき、数百万円という値をみて驚いてしまいますよね?そもそも見積もりで提示された金額をすべて自分たちで負担するわけではないんです。実際は、「結婚式の見積もりーゲストのご祝儀」が実際の負担額になります。
実際の結婚式の見積もり相場は300〜350万円
最終的に決定した結婚式の見積もり金額は、300〜350万円と答える方がほとんど!ここから、ゲストの人数分のご祝儀を引いた値が自己負担額になります。ゲストを何人呼ぶかによって金額は変わりますが、自己負担額は90〜150万円になることがほとんどなのだとか。
ご祝儀は友人・会社の同僚・上司から3万円、兄弟・親戚から5万円いただくのが一般的のようです。ゲストの人数や属性から、ご祝儀を想定して自己負担額を計算してみましょう!
最初にもらった結婚式の見積もりよりも実際は高くなる?!
初回で提示された結婚式の見積もりよりも、実際の結婚式は高くなったと答えた方が77.6%。初回見積もりから上がった金額の平均は、102.2万円もするんです!(参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2018)
初回で提示された見積もりは、料理や演出が1番下のランクか、中ランクで設定されるのが一般的。結婚式の演出やお色直しの回数など、オプションをプラスしていくことで、値段がどんどんと増えていってしまうんです。
「こんなに費用がかかるなら、違う結婚式場の方が安く済んだのでは?」と後悔してしまわぬよう、見積もりの確認が必要ですね。
ギャップが生じない見積もりをもらうために確認すべき12項目
見積もりの項目は一般的に、「料理」「会場費」「衣装」「印刷物」「写真・映像」「演出費」「引き出物」があります。初回に提示された見積もりと、実際の結婚式に相違が出ないよう、契約前にきちんと項目を確認しましょう!
1. 料理コースを確認しよう
見積もりに記載された料理のメニューを確認しましょう。料理のランクが1番低いもので設定されている可能性もあります。見積もりに記載された料理では、品数が少ないコースやメインディッシュに物足りなさを感じる場合も。牛肉なのか魚なのか、なんの材料が使われた料理なのか確認することをおすすめします。
また、子ども向けのメニューは別で用意される可能性も。その場合、金額が変わることがあるので、何歳以下の子どもが子ども向けメニューになるのか、子供向けメニューはいくらになるのかも合わせて確認しましょう。
2. ドリンクのメニューを確認しよう
ドリンクは基本的に飲み放題になることが一般的ですが、ビールや焼酎、ハイボール、ソフトドリンクのみとなっている可能性があります。ワインやカクテルなど、ドリンクメニューを増やした場合の金額も確認が必要です!
3. 親族用・新郎新婦用の控え室が含まれているか確認しよう
初回の見積もりに、親族用・新郎新婦用の控え室が含まれているか確認しましょう。また、ゲストの人数によって会場費用が変更になる可能性もあります。事前にゲスト人数を考えておき、人数分の会場費を確認しておくと失敗しませんよ!
<h3>4. スクリーンやカラオケなどの設備費用が含まれているか確認しよう
ムービーを流したりカラオケを使ったりと、結婚式の演出は企画次第で変わりますよね?初回の見積もりには、スクリーンやカラオケなどの設備費用が含まれていない可能性もあるので、どのくらいの金額がプラスでかかるのか確認するのがおすすめです。
5. 装花の内容を確認しよう
装花はゲストのテーブルやウェディングケーキにあしらわれます。結婚式を華やかに装飾するためには必須のアイテムですですよね!しかし初回の見積もりで提示された装花のランクでは、物足りなく感じてしまうことも。装花のボリュームや花の種類によってはプラスで費用がかかります。見積もりで提示された装花の内容や、ランクを上げた場合の金額を確認しておくと最終見積もりとのギャップが減りますよ。
6. リハーサルメイクが含まれているか確認しよう
結婚式の本番前に、ドレスやメイクのリハーサルはしておきたいもの!リハーサルメイクは見積もりに含まれていないことがあるので、確認するのがおすすめです。メイクや衣装にこだわりがなく、ぶっつけ本番でも大丈夫な方は省いてしまっても問題ありません。
7. 持ち込み料がかかるかどうか確認しよう
ウェルカムボードや席次表、招待状、ドレスなどは自分たちで用意して節約!という裏ワザを活用した先輩も。しかし、持ち込み料がかかってしまうこともあるのが注意点です。会場への持ち込み料がかかるのか、事前に確認しましょう。持ち込み料によっては、あまり費用の節約にならないかもしれないです。
8. 記念撮影はどこまでできるのか確認しよう
記念写真や前撮りの費用が、見積もりに含まれてないことも。撮影できる写真の枚数や、アルバム・データといった納品の方法によって、金額も変わります。せっかくの結婚式は思い出をきちんと形にして残したいですよね!記念撮影の有無や撮影範囲は、細かく確認するのがおすすめです。
9. 結婚式で流すムービーを確認しよう
結婚式で新郎新婦のムービーを流すのは一般的ですが、どの場面で流すのかによって金額が変わります。新郎新婦のプロフィールムービーやオープニング・エンディングムービーなど、結婚式を華やかにする工夫は無限大ですよね。
どこまでの演出にするのか話し合い、金額も合わせて確認しましょう。ただし、プロフィールムービーについては自分たちで作るカップルも増えきているのだとか。自分たちで作成したムービーを流す場合は、持ち込み料がかかるのかも知りたいところ!
10. 引き出物の内容を確認しよう
引き出物は1番下のランクに設定されている可能性があります。品数や内容をきちんと確認しないと、貧相な内容になってしまったということも。せっかく足を運んでもらったゲストには、きちんとした引き出物を渡したいですよね。事前に、引き出物の内容と変更する場合の金額を確認しましょう。
11. サービス料は別でかかるのか確認しよう
結婚式の費用とは別に、料理やドリンクの給仕にかかる人件費や席代がプラスされることも。サービス料はかかるのか、見積もりに含まれているかなどを事前に確認しましょう。
12. 税込金額かどうか確認しよう
結婚式の費用は高いので、見積もりが税込みか税抜きかによってかなり金額は大きく変わりますよね。当たり前なことですが、見落としてしまって結婚式が予想以上に高くなってしまった!という先輩も。抜け漏れがないように確認した方が良さそうですね。
まとめ
みなさんいかがでしたか?結婚式の見積もりはきちんと確認しないと、実際の結婚式でかなり金額が変わってしまうことがあります。お互いトラブルの原因にならないよう、見積もりの確認がとっても大事ですよね。見積もりをしっかり確認することで、最終見積もりとの金額のギャップをできる限り減らしたいもの!見積もりの確認をしっかりして、後悔のない結婚式にしましょう。