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【結婚式】絶対失敗しない友人スピーチ|ポイントと当日の心得

「結婚式で友人スピーチを頼まれた…。」
嬉しいような、嬉しくないような複雑な気持ち…。

友人を祝福したい気持ちはもちろんあるけど、緊張してみんなの前で失敗するのは恥ずかしいですよね!
それもそのはず、約3分間、人前でスピーチをするのって意外と難しいんです。
とくに人前で話すことに慣れていない人は、緊張も重なり、難易度高めな挑戦です。
「どうしよう…今から緊張してきた…」
そんな人のために、友人スピーチを失敗せずにやり遂げられるポイントをまとめました。
職業柄、数えきれない友人スピーチを見てきた筆者だからこそわかる、失敗しがちな例も紹介しているので、友人スピーチを頼まれて困っている人は、ぜひ一読してみてください。

友人スピーチで失敗しがちな5つの例

まずは良くみかける失敗例。
式場従事者からみると、知らず知らずのうちにスピーチで失敗している人は良くいます。
逆に言うと、失敗してもそんなに気づかれないことや見逃してくれることがほとんどなので、過度に気にしすぎる必要はありません。
なによりお祝いの気持ちのこもったスピーチが一番なので、「絶対ダメ!」といったことはないのですが、念のため知っておくと役にたつかもしれません。

1.忌み言葉や重ね言葉を使う

実際にスピーチを聞いていると忌み言葉・重ね言葉を使っている人は意外と多いです。
とくに日常で良く使われる重ね言葉は無意識のうちに使ってしまいがち。
代表的な忌み言葉は、「終わる」「別れる」など不幸や離婚を連想させてしまう言葉。
スピーチを考えたら、その中に忌み言葉や重ね言葉が入っていないか必ずチェックしましょう。
 

意外と知らない忌み言葉

分かりやすい忌み言葉もありますが、中には意外と知られていない忌み言葉も。
特にスピーチで使ってしまいがちな言葉は「病気」「何度も」「終わりに」など。
「どんどん」「たまたま」「日々」なども重ね言葉にあたるので注意が必要です。
ちなみに「本日はおめでとうございました!」でスピーチを締める人を良くみかけますが、これも過去形になるのでNG。「本日はおめでとうございます!」が正解です。

2.両家へ向けたあいさつがない

ふたりへ向けたスピーチとはいえ、両親や親族が聞いているのも忘れてはいけません。
スピーチの冒頭部分には必ず両家への祝福の言葉を入れましょう。

両親が立ちっぱなしになることも

スピーチの際、新郎新婦や両親が席から立って聞こうとしてくれる場合があります。
主賓挨拶のときに新郎新婦と両親が起立することが多いためだと思いますが、
その場合はお祝いの言葉を述べたあとに、「どうぞご着席ください」と声をかけましょう。

3.自己紹介が長すぎる

スピーチの際の自己紹介は大切ですが、自分の職業について延々と話す人をたまにみかけます。
結婚式のスピーチにおいての自己紹介とは、自分がいま何をしているかではなく、新郎新婦との関係性の紹介です。
自分の肩書は触れる程度にし、間違っても自慢話にならないように気を付けましょう。

4.配慮の無いことを話してしまう

とくに仲の良い友人だと、日ごろの関係性からつい遠慮のない言葉を言ってしまいがちです。
新郎新婦を下げるような言葉や、昔付き合っていた恋人の話などは結婚式ではタブーなので避けるようにしましょう。

5.何が伝えたいのかがわからない

早口で聞き取りづらい、緊張で内容が飛んでしまって何が言いたいのかわからない人もよくみかけます。
スピーチの持ち時間はおよそ3分。
3分間、人前でうまく話すのは慣れていないとなかなか難しいもの。
自信のない人は、手紙やメモなどを持ってスピーチに臨むことをおすすめします。

友人スピーチを成功させるポイント

では具体的にどんなスピーチが良いのでしょうか?
素敵なスピーチをするポイントをまとめてみました。

お祝いの言葉→自己紹介→エピソード→締めの挨拶の順で

結婚式のスピーチは起承転結を重視するよりも、上記のような流れのほうがスムーズで分かりやすいと思います。
文例を参考にしながら、自分の言葉でまとめましょう。

お祝いの言葉はしっかりと

ふたりへの祝福と、両家へのお祝いの言葉、招待してもらったことへの感謝の気持ちを伝えましょう。

自己紹介はエピソードへの橋渡し

簡単な自己紹介と、ふたりとはいつ頃出会い、どんな関係なのかを伝えます。
自然な流れでこの後のエピソードトークにつなげましょう。

エピソードは的を絞って具体的に

たくさんのエピソードの中から多くても2つにエピソードを絞り、具体的に話しましょう。
より具体的な方が感情移入しやすくなるため、感動させたい場合は特に有効です。

締めの挨拶

ふたりへのはなむけの言葉で締めます。
両家の発展を願う言葉もいれるとさらに良いですね!

ふたりのことは、とにかく褒める

先述したように、いくら親しい間柄でも、スピーチでは、悪口やふざけた言葉は慎み、とにかく褒めましょう。

練習は必須!時間配分も考えて

スピーチの内容が決まったら、何度か声に出して練習すると、当日うまく行くことが多いです。
持ち時間は3分前後。
時間をはかり、長すぎたり短すぎたりすることのないよう、調整しましょう。

緊張の心配がある人は手紙がベスト

意外と難しい3分間スピーチ。
あがり症の人や心配症の人は事前に手紙を書くことをおすすめします。
自分のスピーチが回ってくるまでの緊張も減り、お祝いの気持ちをしっかりと新郎新婦に伝えることができます。

当日の心得

緊張しても大丈夫、目線はゲストや新郎新婦に

緊張しても、目線は下げずに新郎新婦やゲストの方を見ると良いですよ!
手紙やメモを持つ人は特に目線が下がりがちですが、目線を上げることを意識すると、堂々と、落ち着いてみえます。

食べ過ぎない、飲み過ぎない

当たり前のように思いますが、スピーチ前に緊張で飲みすぎてしまわないよう気を付けましょう。

渡したいものがある時はスタッフと打ち合わせを

プレゼントや手紙、花束など渡したいものがある場合は当日で良いので事前にスタッフに伝えましょう。
いつ渡すかなどを打ち合わせることによってスムーズに渡すことができます。
また、他にも不安なことがあれば遠慮なくウェディングプランナーに相談しましょう。

まとめ

この記事をまとめると…
・忌み言葉や重ね言葉を使わない
・新郎新婦・両家への配慮を忘れずに
・自分のことはさらりと流して
・ポイントを抑えてしっかり練習する
・目線は上に、スピーチ前は飲みすぎない

頼まれて、嬉しいような嬉しくないような友人スピーチ。
色々なしきたりはありますが、一番大切なのはふたりを祝福する気持ちです。
ふたりのしあわせな未来が見えるような、素敵なスピーチになると良いですね!

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