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【結婚準備】親への挨拶のポイントとは?両親宅の訪問のマナーと流れ

付き合っている二人の間で結婚が決まったら、次は相手の両親への結婚の挨拶です。でも、いざ結婚の挨拶となると「何から準備をすればいいかわからない。」「相手の両親の信頼を得なくては。」というような、不安と緊張に追われてしまいますよね。確かに、結婚の挨拶に関するマナーは細かく、多いです。そこで今回は、挨拶時に望ましい服装、態度、挨拶の仕方など、事前にチェックすべき項目を紹介します。これらを抑えておけば、相手の両親の信頼を損なうことなく、自分への評価を高くすることができます。ぜひチェックしておきましょう。

両親宅の挨拶のポイント

清潔感がある服装

 服装は清潔感があるものにしましょう。基本的にはスーツやジャケット、女性はワンピース、男性はビジネススーツでも構いません。上着のポケットにハンカチを入れておくのも忘れずに。お手洗いに行った後、手が濡れたまま席に戻ることはあまり好ましくありません。

髪型は明るく、顔がよく見えるようにしましょう。男性は整髪料で前髪を上げ、女性は髪をまとめる、とめるのがいいです。足元はしっかりと磨かれた靴を履きましょう。靴下やストッキングに穴が無いかも要注意です。

誠意を持って話す

 誠意を持った話し方を心がけましょう。服装で容姿をよくしても、話し方が頼りなかったり、言葉遣いが悪買ったりすると相手の両親に悪い印象を与えることになります。相手の目を見て、ハキハキと話すようにしましょう。とはいっても、緊張してなかなかうまく話せないかもしれないと不安になってしまう人も多いかと思います。

そのような方は話す内容をある程度、事前に考えておきましょう。自己紹介、相手とどこで知り合ったのかなどがオススメです。自分たちに関することなら、相手の両親も話を広げやすく、会話が盛り上がりやすくなります。話す内容、そして話すときの態度を事前に考えておくことは大切です。

相手の親の呼び方

 自分の親と同じように、「お父さん、お母さん」といきなり呼ぶのはNGです。「〇〇さんのお父さん、お母さん」と呼ぶようにしましょう。また相手のことを呼ぶときも、普段と同じ呼び方をせずに、「〇〇さん」と呼ぶ方がいいです。挨拶の場ではなるべく、一貫した呼び方や態度を心がけましょう。

両親宅の訪問のマナーと流れ

玄関で挨拶

 まず玄関前ですべきことが数点あります。コートなどの上着を着ている場合は玄関前で脱ぎます。傘を持っている場合はたたんでおきます。スマホは電源を切る、またはマナーモードにしておきましょう。これらが終わってから玄関に入ります。

まずは女性が彼を紹介し、その後に男性が自己紹介をします。ここでの自己紹介は名前と、「本日はお時間を作っていただきありがとうございます。」ということだけで大丈夫です。相手の親が「中へどうぞ。」と言ったら、「失礼します。」と言って家へ上がります。

部屋に入ってから

 部屋に入ったらまず、手土産を渡します。手土産は相手の両親が好きそうなものがいいです。相手を通して事前にリサーチしておきましょう。そして、「〇〇(手土産)がお好きだと、〇〇(相手の名前)さんからうかがいましたので」と言いながら袋から手土産を取り出し、相手の両親に渡します。

座るときは、座る位置に気をつけましょう。下座に座るのがマナーです。下座とは、出口に最も近い位置を指します。このように、結婚の申し込み時以外にも、徹底すべき細かいマナーがあります。

自己紹介

 玄関で自己紹介をしましたが、部屋で座った後、もう一度自己紹介をします。この自己紹介では、相手との出会い、自分の趣味や仕事の話などをします。話題のニュースなどを事前に用意する必要はなく、自分たちに関することを話すようにしましょう。そうすれば相手の両親も興味を示しやすくなり、会話が盛り上がります。

結婚について伝える

 いよいよ結婚の申し込みです。会話が盛り上がっていたり、緊張していたりしてなかなかタイミングが掴めないこともあります。ですがここは、相手とアイコンタクトを取るなどしてタイミングを計ります。

会話が落ち着いてきたところで、「さて本日は、○○さんと結婚させていただきたく、〇〇さんのお父さん、お母さんにご挨拶にうかがいました。〇〇さんと結婚させてください。」と伝えます。このとき、「〇〇さんをください。」という言い方もありますが、相手はモノではなく、もらうことはできないので、きちんと「結婚させてください。」というように、細かい表現に気をつけるようにしましょう。

話が一段落した後

 結婚の挨拶が無事に終わっても気を緩めてはいけません。そしてこの機会に、両家顔合わせの機会を申し込みましょう。「ぜひとも私の両親からもご挨拶致したく、両家顔合わせの機会をお考えいただけましたら幸いです。」というような言い方で大丈夫です。

このときに具体的な日時を決める必要はないので、機会を設けるだけで大丈夫です。話がひと段落したところで「では、そろそろ失礼致します。」と言って引き上げましょう。結婚の挨拶の際、長居するのはよくありません。家を出るまで細かいマナーに氣を配ることが大切であり、それが相手の両親への好印象につながります。

まとめ

 結婚の挨拶は決して気を緩めることができず、細かいマナーへの配慮が欠かせません。これは、すでに旧知の仲、家族ぐるみの名であったとしても同じです。結婚の挨拶は大切な「けじめ」です。

なので、初対面の気持ちで臨む方がいいです。結婚の挨拶の際にけじめのある態度、マナーを相手の親に見せることで、自分に対する評価をさらに上げることができます。気合いを入れて挨拶に臨むようにしましょう。

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