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海外ウェディングの費用は国内での結婚式と同じ?節約する方法も紹介

海外ウェディングをしたいと思っていても、心配なのは費用ですよね?憧れの海外ウェディングを実現するために費用について調べました。
国内でのウェディングの費用と、海外でのウェディングの費用を比べてみてどのくらいの差があるのかチェックし、理想のウェディングをするためにどうしたら良いかを紹介します。
費用を抑えるためのコツも紹介しますから、参考にしてくださいね。

一般的なウェディングの費用はどのくらい?

結婚式の費用って一般的にどのくらいかけているのか気になります。海外でのリゾート結婚式に限らず、だいたいどのくらいの費用を使っているのかを知ると、予算を立てるときの目安になります。
経済産業省の調査によると、結婚式にかける費用の平均は約300万円です。「結婚式場業」に支払われた金額、つまり結婚式パーティーのみの費用で、新婚旅行は含まれていません。民間の結婚相談所による調査では、挙式、披露宴、結婚式パーティーの合計費用の平均は372.4万円です。
調査対象が少し違うこともあり誤差が生じますがほぼ300万円以上かけていることは確かです。
プラス新婚旅行にはどのくらい必要でしょうか?こちらも民間の結婚相談所による調査の結果ですが、約65万円が平均で半数以上のカップルが50万円以上を使っていました。100~110万円未満の人が全体の1割以上です。

海外結婚式の費用は、どのくらいかかるの?

海外でのリゾートウェディングを流行り始めたのは、1970年代です。当時は、旅費が高かったこと、海外旅行が一般的ではないこともあり、新郎新婦だけのささやかなものでした。たぶん、当時のとてもおしゃれなカップルだったのでしょうね。

現在は、海外に行きやすくなったこともあり、親世代も海外旅行を経験している場合が多いので、家族で海外に行ってお祝いをすることがとても気軽にできるようになりました。
できれば友人も一緒に行って、結婚式に参加して欲しいですよね。2人だけの挙式の場合、80万円〜200万円ほど、参加者10人の場合で180万円〜350万円ほどです。
海外のどこでするかにもよりますが、平均で約250万円です。

海外でのウェディングの招待客の旅費は?

海外で結婚式をあげる場合、気になることは友人の旅費は誰が払うかですよね。家族の場合は、支払うと答えた人が多く、同じ飛行機、同じホテルで親睦を深める人がほとんどです。

挙式をするカップルとゲストとの関係で旅費・ホテル代を負担する・しないはそれぞれで決めれば良いことです。ただ、ゲストを招待する際に、旅費負担をするかどうかを相手にきちんと伝えて起きましょう。

お金のことで誤解が生まれないようにはっきり伝えておいてください。ゲストに旅費やホテル代を負担してもらう場合は、ご祝儀を辞退することを招待状に明記しておきましょう。

費用を親に出してもらった場合に贈与税がかからない方法

結婚資金を親、または祖父母に出してもらう人もいるかもしれません。その場合、贈与税がかかってしまうのではないかと心配する人もいるのではないでしょうか?贈与税がかからない方法と合わせて、贈与税について説明します。

贈与税とは

他の人から多額のお金をもらった場合に支払わなくてはいけない税金です。
贈与税には、一般税率と特例税率があります。直系尊属、つまり祖父母や両親にもらった場合は特例税率になり、それ以外の人からもらうと一般税率がかかります。祖父母や両親にもらった場合の方が税率が低いです。
110万円までなら無税ですが、それ以上になると200万円以下で10%、300万以上15%というように金額が上がると税率が上がります。

例えば、200万円を贈与された場合は、200万ー110万=90万円で、贈与税は、90万円の10%、9万円です。

贈与税がかからない方法

「結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」なら、結婚資金で300万円まで無課税です。お金をあげる人(両親や祖父母)がお金を受け取る人(子や孫)の名義で専用口座を作り、資金を入れます。
受け取る人は、結婚費用の領収書を金融機関に持って行くと資金が支払われるというシステムです。
受け取る人は20歳以上50歳未満で年収が1,000万円以下であることが条件です。

海外ウェディング費用を節約する方法

海外ウェディングだからといって、国内で挙げるウェディングより高いわけではありませんが、それでもできるだけ安くすませたいですよね?

できるだけ費用を抑えるための方法を考えてみました。

衣装はレンタルより購入の方が安い場合も

衣装にこだわる場合は、購入の方が安い可能性もあります。海外ウェディングの場合は、現地ではお色直しをしない人がほとんどです。

また、招待客もそれぞれの両親を含めて10人ほどですから、帰国後披露宴または「1.5次会」と呼ばれる披露宴より少しカジュアルなパーティーを企画するため、ドレスを2回着用する人がほとんどです。

そのため、ドレスは購入した方が安くなる場合が多いので、きちんと計算してみましょう。お気に入りのドレスをオーダーする楽しさもありますよ。

できるだけ持ち込みをする

持ち込みをすることのメリットは、お金を節約することだけではありません。自分らしいオリジナルなウェディングになります。

衣装も購入して持込めばそれだけ安くなるわけです。招待状などペーパーグッズなども自分たちで用意しましょう。

衣装は持ち込みにすると、ケアを自分でしなくてはならないというデメリットがあります。ドレスのシワなどを前日にチェックしましょう。

ただし、持ち込み料を支払わなくてはならない場合もあるので、持ち込み料が必要かどうかのチェックを忘れずに。

ウェディングをしたい場所へのアクセスの良さ

住んでいる場所に近い空港から直行便が出ているかどうかのチェックも必要です。直行便が出ている場所、運行頻度が高い場所の方がリーズナブルなチケットを見つけやすくなります。

安く旅行ができるだけではなく、疲れない旅が実現できるというメリットもあります。

どこで式を挙げるかは、行きたい場所というだけではなく、自分の最寄りの空港、それぞれの両親の最寄りの空港から直行便が出ているかどうか確認しましょう。

例えば、グアムへは、東京、関空、中部、福岡から直行便が出ており行きやすい場所のひとつです。

ハイシーズンは旅費もホテルも高額

シーズンごとに値段も変わります。日本からの航空券は年末やゴールデンウィークが高額ですが、現地では、ハイシーズンが少しずれます。それぞれのエリアでいつがハイシーズンなのかのチェックも必要です。

また、行ってみると毎日雨だったということのないように、安さだけではなく天気などもチェックしましょう。

結婚式のオプションもチェック!必要かどうかも考えよう

最初にどのようなオプションがあるのかを知っておくと予算が立てやすくなります。後からあれもこれもと入れていると、予算オーバーになってしまう場合も。

オプションを最初にリスト化し、必要かどうかを2人でチェックしておきましょう。

●フォトプラン

ビーチ、チャペルなどでのドレス姿を前撮り撮影やパーティーでの家族や友人との記念撮影など。

フォトプランの一種でヘアメイクリハーサルがあります。挙式前日にヘアメイクをして、撮影するオプションです。

挙式のときに安心してヘアメイクをしてもらえることとリラックスして写真撮影できるメリットがあります。

●ムービー撮影

用意をしている風景から挙式、パーティーなどの様子をムービー撮影してもらうと、帰国後の披露宴や1.5次会で公開できます。

●リムジンでの送迎

ホテルからチャペルへ、そしてチャペルからパーティー会場への移動にリムジンが利用される場合も多いです。

●パーティーを盛り上げる演出

フラワーシャワーやウェルカムボード、メニュー、シェフによる料理パフォーマンスなどウェディングを盛り上げる演出をしたい場合にかかる費用もチェックが必要です。

まとめ

10人ほどの招待なら国内での結婚式より安くできる場合がほとんどです。

帰国後に1.5次会を会費制ですれば、合計でも国内結婚式と同じくらいの予算で実現できます。

自分たちらしい結婚式をするために、どのような場所でどのような結婚式を挙げたいかを考えていきましょう。

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