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結婚式で乾杯

おもしろい乾杯挨拶で結婚式を盛り上げよう!コツや例文まとめて公開

結婚式での乾杯挨拶。
昔ながらの堅苦しい挨拶はしたくない。
かといって、カジュアル過ぎて浮いてしまうのも避けたい。
せっかく頼んでくれた新郎新婦の期待に応えたい。
そんな方に向けて、おもしろい乾杯挨拶のコツと例文をまとめました。
主賓挨拶とは違い、乾杯は正賓から披露パーティーへと繋がる大切な一幕。
実は主賓挨拶よりも考えるのが難しいとも言われています。
仕事柄、何百件もの乾杯挨拶を見てきた筆者から、盛り上がる乾杯挨拶、おもしろい乾杯挨拶、素敵だなと思う乾杯挨拶のコツを紹介します。
記事を読んで、ユーモアあふれる乾杯挨拶の参考にしてもらえたら嬉しいです。

意外と難しい乾杯挨拶

乾杯挨拶は、他のスピーチとは似て非なるもの。
乾杯挨拶が主賓挨拶や友人スピーチと違う点は、
・挨拶の最後に乾杯の発声がある
・乾杯するために、ゲスト全員が立って聞いている
・スピーチの間ゲストは飲めない、食べられない、動けない
そのため、乾杯挨拶はこの3点も加味しながら考える必要があります。
さらに、乾杯は主賓挨拶・プロフィール紹介の後になることが多く、「長いな…」「面白くないな…」と思われやすい順番でもあります。
開場から新郎新婦入場までが長い、主賓挨拶が長い場合はなおさらですよね!
主賓挨拶の最後に乾杯の発声をくっ付けている方を良くみかけますが、その考えは捨てた方が良いかもしれません。

おもしろい乾杯挨拶の基本

それではおもしろい乾杯挨拶をするにはどうすれば良いのでしょうか?
コツをまとめました。

長すぎNG!2分以内で簡潔に

なにより大切なのは「長すぎないこと」。
通常スピーチは3分程度ですが、乾杯はそれより短く済ませましょう。
なにせ、ゲスト全員起立して聞いていますから。
また、長く感じさせないことも同様に大切です。
ひとつひとつの内容を簡潔にまとめること。
聞き取りづらいと長いと感じてしまうので、大きな声でハキハキと話すこともポイントです。
また、カンペを見ながらだと、どうしても盛り上がりに欠けてしまいます。
短い時間なので、なるべくカンペは見ずに練習して本番に挑みましょう。

出だしのツカミが何より肝心!

乾杯挨拶は、主賓挨拶に次ぐ大事なスピーチです。
ゲストの中には「笑ってはいけない」と感じている人も少なくありません。
そのため、まずは冒頭で場を和ませるのが最も大切です。
「おもしろそう」「笑っても良いんだ」と思わせ、会場を味方に付けましょう。

両親・親族もいることを忘れないで

堅苦しい挨拶が苦手な方は多いですが、逆にカジュアル過ぎても問題です。
会場内には両親や親族がいることを忘れず、砕けすぎず、締める所はしっかり押さえるスピーチを心がけましょう。
親族の中には社会的立場の高い叔父さまなどが潜んでいるかもしれません。
誰に向けても失礼のないようなスピーチが良いですよね!

乾杯挨拶の具体的なコツ

通常のスピーチは「起承転結」を意識して作りますが、乾杯挨拶はそれでは難しい場合があります。
おすすめのスピーチの構成と場面ごとのおもしろくするコツをまとめました。

【乾杯挨拶】導入

まずは導入部分です。
自己紹介と新郎新婦との関係性、僭越の意、お祝いの言葉を述べます。
ここでおもしろくできる箇所は、自己紹介と新郎新婦との関係性の部分です。
僭越の意とお祝いの言葉は両家に向けた言葉なので、くだけすぎると礼儀知らずと思われ兼ねません。
また、導入でツカミを取っておくと、後のスピーチにもかなり良い影響がでますので、場を和ませる意味でも、おもしろいポイントを2つ程度盛り込めると良いですね!

 

例①自己紹介に小ネタを挟む

乾杯のスピーチは初めが肝心です。
例えば、
「ただいまご紹介に預かりました○○君の上司で、名ばかりの部長をしております▲▲です。」
や、スピーチ前にマイクチェックのふりをして「あ~あ~」と言うなど、ちょっとした小ネタをいれましょう。
「おもしろいスピーチが始まりそうだな」と思ってもらうことが目的なので、「ちょっとした」というのがコツです。
ここでギャグなどを入れると大スベリするので、ほんの少し場が和む程度にしましょう。
 

例②新郎新婦との関係性をおもしろおかしく話す

小ネタを挟むのが苦手だなと思った人は、自己紹介の後に新郎新婦との関係を少し話すと良いかもしれません。
例えば、
「新郎の○○くんとは、つい3日前にも飲みに行った間柄で、上司というよりも飲み友達といった方が正しいかもしれません。」
など、新郎新婦に関するひとネタをいれるのがおすすめです。
主役はなんといっても新郎新婦です。
ふたりのことを話すのが、一番盛り上がるのは当然ですよね!

【乾杯挨拶】挙式・披露宴開始前の感想

個人的におすすめなのが、挙式などの感想を入れることです。
当日の感想をスピーチに取り入れることによって、スピーチに慣れている感じもしますし、当日の体験は、ゲストの共感が得やすく、盛り上がる話としては最適です。
例えば、
「挙式では新婦の○○さんのドレス姿が素敵すぎて倒れそうでした!」
「結婚式の入場では、新郎の○○君の緊張が伝わってきて私もドキドキしてしまいました」
「いつも仕事では作業着姿の○○君が今日はタキシード姿で見違えました」
など、当日の感想を一言取り入れるとスピーチがグッと良くなります。

【乾杯挨拶】エピソードトーク

エピソードトークは何でも良いですが、できるだけ簡潔におもしろい内容を考えましょう!
例えば、
「○○君は、職場ではムードメーカー的な存在で~」
「○○君は、誰よりもブラインドタッチが早く~」
など、具体的な仕事内容ではなく、会社ではどんな存在なのかを小ネタを交えながら褒めると分かりやすいスピーチになります。

【乾杯挨拶】締め・乾杯発声

締めの挨拶では、なにより乾杯の発声が大切です。
ゲストが一斉に乾杯の唱和をするように音頭を取るには、タイミングが大切です。
「乾杯!」の発声時は、一呼吸おいてから大きな声ではっきりと言いましょう。
また、人によって乾杯を「おめでとう!」などの言葉に置き換える方もいるかもしれませんが、ゲストに伝わりにくいので避けましょう。
 さらに盛り上げたい方は、乾杯の前に二人の名前をもう一度言うのがおすすめです。
通常の乾杯の発声は、
「おふたりの門出と、ご両家ご親族様の益々のご繁栄を祈念致しまして、乾杯!」
といった具合ですが、
「それでは、おふたりの門出とご両家、ご列席の皆さまのご多幸を祈念致しまして、乾杯をしたいと思います。○○くん、○○さん、おめでとう!乾杯!」
後者の方が、お祝いの気持ちが盛り上がり、ゲストの乾杯の声も大きくなりますよ!
ぜひ試してみてください。

まとめ

ひとえに乾杯スピーチといっても、様々なスピーチがあります。
この記事を読み終えた方は、きっとサービス精神旺盛でふたりの門出を盛り上げたい気持ちが強い方ではないでしょうか?
色々書きましたが、一番大切なのは「ふたりの結婚を心からお祝いする気持ち」です。
その気持ちを大切に、素敵な乾杯挨拶ができることを祈っています!

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