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【結納当日】失敗しないためのマナーと服装とは?

大切な人との婚約が決まり、結納の日が迫ってくると、幸せムードが溢れる中、結納に対する不安を抱えてはいませんか?相手の両親、親族も交えてのめでたい席。緊張してしまうのも無理ありません。そこで今回は、「これを押さえておけばマナーに関してはもう大丈夫!」と言える結納のマナーに関する注意事項を紹介します。加えて、当日の服装も紹介します。これを押さえておけば、結納当日に「やっちゃった…。」なんてことにはならないはずです。大切なめでたい席を準備万端の状態で迎えましょう。

結納のマナー

両家で格をそろえる

 結納は両家の結びつきを意味する儀式です。なので、両家で結納品や服装など、格をそろえる必要があります。事前に両家の間でしっかりと話し合い、格をそろえるようにしましょう。極端な例になってしまいますが、どちらか一方が豪華、もう一方があまりお金のかかっていない状態で当日を迎えると、後者が恥ずかしさや申し訳なさを感じてしまうことになります。両家が結びつき、「これからのお付合い、よろしくお願いします。」ということを伝えるための儀式なので、統一感を意識しましょう。

メイク・ヘアアレンジが派手なのはNG

 袴や振袖を着用する場合、成人式のような光景を思い浮かべてしまい、派手なメイクやヘアアレンジをしてしまうかもしれません。ですが、これはNGです。結納での容姿で大切なのは「清潔感」です。改まった場にふさわしいメイク・ヘアアレンジをしましょう。

両親は当人よりも目立たないように注意

 婚礼の主役は婚約する当人である2人です。両親の方も「我が子のめでたい席だから!」と気合が入るのは大変素晴らしいことですが、当人よりも目立ってしまわないように気をつけましょう。

体調管理で気をつけるポイント

 結納当日、主役である当人が体調を崩してしまってはいけません。「誰のための儀式?」というようになってしまうので気をつけましょう。特に抑えてほしいポイントは3つ。睡眠、食事、お酒です。

①睡眠

 睡眠に関しては前日の就寝時間。緊張して眠れないこともあるかもしれませんが、過度な昼寝は避け、早めに就寝するようにしましょう。当日の寝坊による遅刻を防いだり、式中にウトウトしないようにするためです。

②食事

 食事は前日に脂っこいものなど、消化が悪いものを食べないことが挙げられます。せっかく早く就寝したにもかかわらず、疲れが取れていないということが起こり得るので、気をつけましょう。

③お酒

 お酒は前日、当日の両方で気をつけたいところです。改まった場所でお酒の失敗をしてしまうと、その後もその出来事を引きずってしまうでしょう。大切な節目なので、飲みすぎないように注意しましょう。

縁起に関するマナー

ワードチョイスに気をつける

 正式結納では基本的には決まった口上以外は口にしません。ですが、近年の略式結納ではお酒を交わす、簡単なスピーチをすることがあります。その際に縁起が良くないワード、「忌み言葉」を口にしないようにしましょう。

「不幸」につながる忌み言葉

 浅い、飽きる、消す、壊す、忙しい、絶える、流す、 etc。

「離婚」につながる忌み言葉

 別れる、切れる、割れる、離れる、壊れる、 etc。

「繰り返し」につながる忌み言葉

 たまたま、重ね重ね、またまた、わざわざ、 etc。

日本茶を出すのはNG

 日本茶を出すのはNGです。日本茶は弔事で利用するものです。めでたい慶事では、桜茶か昆布茶を使うようにしましょう。昆布茶は「よろこぶ(=昆布)」というように、縁起の良い飲み物なのでオススメです。

割り箸は使わない

 割り箸は「別れ」を連想させるモノなのでNGです。慶事用の端が丸くなっているお箸を使いましょう。

風呂敷などで結び目を作らない

 結び目は「ほどける」ことを連想させるのでNGです。

結納の服装

 婚約する男性・女性、その両親の服装を紹介します。今回は、正式結納、略式結納の2パターンを紹介します。

男性本人の服装

 比較的暗めの色のコーディネートにします。スーツが定番です。

正式結納の服装

・ブラックスーツ
・紋付き袴

略式結納の服装

・ブラックスーツ
・ジャケット

女性本人の服装

 ポイントは「清潔感」です。黒以外の、明るめのコーディネートが定番です。ビジネス用のものは避け、やわらかいイメージでしあげるのがいいでしょう。

正式結納の服装

・振袖

略式結納の服装

・ワンピース
・スーツ
・ブラウス
・スカート
・ストッキング(生足はNG)

父親の服装

 当人より目立たないことが重要です。あとは、男性本人に比べて少しフォーマルな服装にしておけば、男性本人と識別しやすくなります。

正式結納の服装

・ブラックスーツ
・紋付き袴

略式結納の服装

・ブラックスーツ

母親の服装

 父親と同様、女性本人より派手にならないように配慮しましょう。

正式結納の服装

・付け下げ
・訪問着

略式結納の服装

・ワンピース
・スーツ

まとめ

・両家で格をそろえる。そのために事前に両家で話し合う。
・服装は派手にならないようにする。
・両親は当人の2人より目立たないようにする。

 いかがでしたでしょうか。しきたりに関するマナーから、相手の両親に好感を持ってもらうためのマナーまで、細かく紹介しました。事前に両家で話し合っておけば当日、「こんなはずじゃなかった…。」ということにはならないはずなので、しっかりと準備しておきましょう。

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